アトピーが完治した人の体験談まとめ

アトピーと自律神経(交感神経・副交感神経)の関係

更新日:

自律神経は、人間の体と密接な関係にあります。

僕たちが昼間活動的に働き、体を動かしている神経。夜になると体を休める状態になる神経。二つの神経があります。

二つの神経のバランスが崩れると、アトピー性皮膚炎ではなかった人が急にアトピーの症状が出たり、アトピーの症状が悪化したりします。

アトピーと免疫力の関係でも少し説明しましたが、このページではもっと詳しく説明しましょう。

 

自律神経とは?

自律神経とは、僕たちの体を構成する60兆個のさいぼうを無意識のうちに調整している神経です。「自律」神経というように、普通は僕たちの意志とは無関係に働いています。たとえば、自律神経は、心臓の拍動や胃腸の運動のように意志によってコントロールできない運動をさせる働きがあります。

自律神経には交感神経と副交感神経があって、その両者が相反する方向に働いています。簡単に言えば、自律神経とは興奮する体調をつくるかリラックスする体調をつくるかを調節していると考えればいいでしょう。

働いているとき、スポーツしているときなど、僕たちが興奮するときに使う細胞は決まっています。それらの細胞にゴーサインを出すのが交感神経です。つまり、昼間活発に活動するときには交感神経が優位に働いています。

逆に、休む、眠る、食べる、こうしたリラックスして穏やかになっているときに働く細胞も決まっています。それらの細胞にゴーサインを出すのが副交感神経です。

ところが、休むときに興奮のサインが出たり、その逆に興奮しなければならないときに休むサインが出たりして、そのバランスが崩れるのが自律神経失調症です。

自律神経は、僕たちが一つの行動を起こしたときに、無意識のうちに瞬時に働く細胞を決定しています。そして僕たちの体の中の細胞のほとんどは、この自律神経の支配を受けています。

専門的なことを言えば、自律神経がその細胞の近くまで伸びて、交感神経の場合はノルアドレナリンを分泌して細胞にシグナルを出して働かせます。さらに、副腎の髄質からアドレナリンが出ます。そして心臓の拍動を高め、血管を収縮して血圧を上昇させることで体全体を興奮させ、体を活動的にさせます。

副交感神経の場合には、アセチルコリンを分泌して細胞にシグナルを出して、その細胞を働かせます。そして心臓の拍動をゆるやかにして血管を拡張させ血流を促し、心身をリラックスさせます。また、副交感神経が優位になると、腺細胞の分泌や排泄が促されて食欲も高まり、排便が促進されます。

まず生存に必要なのは消化・吸収であり、その機能を支配しているのが副交感神経なので、自律神経はもともと副交感神経から進化したと考えられます。さらに海から上陸した生物が重力に逆らって活発に活動するようになり、運動量を大幅に増やすために必要に迫られて交感神経が発達したのです。

たとえば副交感神経がきちんと働かないと、ゆっくりと休みたいときに血管が縮まって血流が悪くなり、手足が冷えてくつろぐことができないことになります。

このような自律神経の不調が生じるのは、主に悩み、心配などのストレスのためです。無意識に抑圧された過去のトラウマがストレスになることもあります。

大きな心配事があれば、食欲が落ちたり、よく眠れなくなるといったことは、誰にも経験があるでしょう。

それは心の状態が自律神経を左右し、体に大きな影響を与えるからです。逆に病気になれば、気分も落ち込んでしまうというように、体の状態も心に大きな影響を与えます。

このように、心と体の状態をつなげているのが自律神経なのです。

 

体の中の「シーソー」のバランスを取ろう

交感神経と副交感神経を併せて自律神経と言います。自律神経とは、人間の活動と休息に合わせて、体の各組織を無意識のうちに調整している神経のことです。

交感神経とは、おもに昼間に働きます。人は活動する時や運動をしている時に活性化し、「元気はつらつ」「やる気まんまん」の状態を作り出す神経と考えれば良いでしょう。

具体的には、心臓に働きかけて拍動を速くし、血管を収縮させて血圧を上げます。呼吸も速く浅くします。こうすることで、心身共に興奮状態をつくり、活発に活動しやすくするのです。

活動時は、体に傷をつくることなども多くなるので、傷から侵入する細菌などの外敵から体を守る必要も出てきます。そのため、交感神経が活性化すると、体を外敵から守る「白血球」のうち、細菌などを攻撃する役割の「顆粒球」が増えます。

副交感神経は交感神経の逆で、おもに夕方から夜にかけて働きます。人間が休む時や、食事をした時に活性化して、「ゆったり気分」「のびのびリラックス」の状態を作り出す神経です。

具体的には、心臓の拍動を遅くし、血管を拡張させ、呼吸を深くゆっくり安定させます。食後に胃腸の働きを活発化させて消火を助ける役割も果たします。食後は、すぐ行動を起こしにくいものですが、それは心身共に、穏やかな急速に適した状態を作り出しているからです。

また、休息時、体内では、白血球の一種の「リンパ球」が、異常細菌を攻撃して体を防衛、メンテナンスしています。リンパ球は、食事によって体内に入ってくる異物から体を守る働きがあり、副交感神経は、このリンパ球を増やす働きもあります。

人間の体は、このように、自律神経によって、体中の細胞をきわめて合理的に調整し、活動時と休息時に適した体調を作り上げているのです。

交感神経と副交感神経は、通常は拮抗関係にあり、シーソーのように交互に活発化して、体に働きかけています。どちらか一方が働いた後は、必ず揺り戻しが来てもう一方の神経が働き始めることを繰り返すわけです。

このようにしながら、活動と休息のリズムをつくって、体の調子を整えています。このシーソーの働きがうまくいっている時は、生活にメリハリがつき、体調もいい状態が続きます。

ところが、シーソーの働きを無視して、働きすぎたり、リラックスしすぎたりといった生活を続けていると、一方の神経だけが優位になり、もう一方の神経タイプに戻りにくい体質になっていきます。こうなると、偏った側に特有の疲れが現れ、その先に病気が持っているのです。

 

「穏やかな人」ほどアトピーになりやすい?

「病気になりやすいかどうか」は性格で決まります。

そういわれても信じられない、という人は多いでしょう。

自律神経で考えるとわかりやすいと思います。交感神経が優位な人は、活発な性格。副交感神経が優位な人は、穏やかな性格になります。

活発な人も、穏やかな人も、それが健康に問題になるわけではありませんが、どちらも行き過ぎたときは危険です。

活発な人は仕事をがんばりすぎたり、長時間労働で無理を続けガチです。そうすると睡眠時間が短くなり、翌日に疲れが残ってついには体を壊します。

では、穏やかな性格の人の方が圧倒的にプラスか、というと必ずしもそうではありません。

副交感神経は、あまり運動をしないでよく食べるというリラックスの方に偏ります。体がだんだんふくよかになってきて、筋力はあまりつきません。

体の丈夫さは筋肉と骨と一緒に鍛えられるので、だんだんひ弱になってきます。

僕たちは筋肉や骨が丈夫で姿勢がしっかりしていると、キビキビ動くことができます。逆に楽をしすぎると、姿勢が崩れたり、疲れやすくなります。

また、不活発だと、精神的には無気力になってきます。

つまり、活発な性格の人は何事もやりすぎて体を壊すし、穏やかな性格の人は穏やかすぎて日常生活に支障をきたして病気がちになります。

自分はどちら側に偏っているかをしっかり把握して、両極端にいかないように注意することが大切です。

起こりやすいとか、おしとやかなど、根本的な性格を変えるのはなかなか大変です。

たとえば、短気ですぐに起こることは、興奮状態で交感神経緊張をつくります。血圧や血糖値が上がる状態は、いい仕事をするのに必要な条件ですが、あまり強く出うると体には危険です。

ただし、もちろん長所もたくさんあります。仕事をきちんとミスなくできたり、完全にやりとげるまで頑張ることができるでしょう。

一つの性格には短所もあれば長所も必ずあるので、自分自身でそこに気づき、しっかり見極めていくことが大切です。

 

まとめ

自律神経は、交感神経と副交感神経のバランスで成り立っています。そのバランスが崩れれば種々の病気にかかってしまいます。

昔は科学的にわかっていなくても、自律神経のバランスを先人の知恵でやっていたようです。今はそういう努力をせずに、すぐに薬で病気を治そうとするので結局うまくいきません。

人間の体の基本を無視して、薬で症状だけで取ろうとしても、アトピーは完治するわけがありません。

薬はあくまでも対症療法。自らの体の自律神経を整えることがアトピーを完治させるために重要ですね。

-アトピー性皮膚炎

Copyright© アトピー完治に医者いらず , 2018 All Rights Reserved.